明大救った!「フェアプレー男」菅原が決勝打

2023年04月09日 17:27

野球

明大救った!「フェアプレー男」菅原が決勝打
<東大・明大>9回、勝ち越し2点適時二塁打を放ちガッツポーズする明大・菅原(撮影・木村 揚輔) Photo By スポニチ
 【東京六大学野球春季リーグ戦第1週第2日 2回戦   明大6―3東大 ( 2023年4月9日    神宮 )】 同点の9回、明大を救ったのは途中出場の菅原謙伸捕手(4年=花咲徳栄)だった。無死三塁が2死二、三塁となった場面で右中間に勝ち越し二塁打。貴重な勝ち点1をもたらした。「終わったと思いました」と4球目を打って三塁へのファウルフライ。これを三塁手が取れず生き返った。「打球も捕られると思って、ひたすら“落ちてくれ”と思って走りました」と祈りが通じた。
 高校3年時、甲子園での明石商戦で肩に投球が当たったのに「ボクの避け方が悪かったので」と相手ベンチに頭を下げた男。海外でも紹介され「フェアプレー男」と言われた。今季からチームを支える副将に就任。開幕からスタメンを外されていても「チームが勝てばいいんです」と前を向いていた。
 

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