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巨人・秋広、自身初の交流戦でシン・怪物対決だ 高卒3年目同期、オリ・山下舜平大と対戦も

2023年05月30日 05:30

野球

巨人・秋広、自身初の交流戦でシン・怪物対決だ 高卒3年目同期、オリ・山下舜平大と対戦も
初の交流戦に臨む秋広 Photo By スポニチ
 【目指せ!ゴジラの道 秋広優人成長記】「令和の新怪物」対決だ。日本選手歴代最長身の2メートルを誇る巨人・秋広優人内野手(20)の特別企画「目指せ!ゴジラの道 秋広優人成長記」の交流戦編。OBの松井秀喜氏がつけた背番号55を背負う左の大砲候補は打率.347、4本塁打、16打点とブレークし、3番に定着している。初めての交流戦。同じ高卒3年目でブレークしたオリックス・山下舜平大投手(20)への対抗心を燃やし、初対決を待ち望んだ。(取材・構成 小野寺 大)
 今日から僕にとっては初めての交流戦が始まります。「ペナントの行方に大きな影響を及ぼす」と言われますが、正直、1軍経験が少ない僕には想像がつかない…。普段の試合と変わらず一戦一戦できることをしっかりやっていきたいです。

 パ・リーグの投手は「真っすぐでどんどん来る」という印象。フェニックス・リーグでソフトバンクやオリックスと対戦しましたが、スピードもあるし、どんどん攻めてくる。(中田)翔さんにも「セとパのピッチャーはタイプが全然違う」と言われました。しっかりとコーチ、スコアラーの方に話を聞いて対応したいです。

 パワーピッチャーが多いパの中でも、オリックスの山下には負けていられないなという思いがあります。中日の高橋宏もそうですが、やはり、同学年には他の選手とは違った感情がある。負けられないという思いは他のピッチャー以上にあるので、対戦する機会があれば打てるように頑張りたいです。

 普段試合をしない球場には新鮮さを感じますが、確認すべきことがいっぱい。最初のカードはZOZOマリンでロッテとの3連戦。初めてプレーする球場なので見え方や、外野フェンスのクッションボールはどんな感じなのかなどしっかり確認したいです。外野守備もまだまだ課題があるし、右翼だけでなく左翼も慣れたとは言えないので頑張ります。

 「ストライクゾーンに来た球は、空振りしてもいい」と積極的にいけていることが、今の結果につながっていると思います。25日(DeNA戦)には初めて3番を打たせてもらいました。ジャイアンツのクリーンアップは簡単に打てることではないし、恥ずかしい打席にはできない。初めての日に2安打できて良かった。ですが「調子が良いとは思っちゃいけない」と思っています。とにかく気持ちを変えないことが一番。毎日必死にがむしゃらに、同じ気持ちでやるようにしています。

 チームにとって大事な交流戦。でも、状況を変えられるような力はまだ僕にはない。自分のことを一生懸命やった結果が、チームの結果につながると思うので、精いっぱい食らいついていきます。(読売巨人軍内野手)

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