阪神・森下が日本S初打点の2点右前打に9回には執念の四球 1点差に迫る粘り生んだ「絶対つなぐ」思い

2023年10月31日 22:38

野球

阪神・森下が日本S初打点の2点右前打に9回には執念の四球 1点差に迫る粘り生んだ「絶対つなぐ」思い
<神・オ> 7回2死二、三塁、2点適時打を放ち雄叫びをあげる森下(撮影・大森 寛明) Photo By スポニチ
 【SMBC日本シリーズ2023第3戦   阪神4ー5オリックス ( 2023年10月31日    甲子園 )】 阪神が本拠・甲子園に舞台を移して行われた「SMBC日本シリーズ2023」第3戦で4―5で敗れ、第2戦からの連敗で1勝2敗となった。
 1点差まで詰め寄った。1―5で迎えた7回。1死満塁から中野の一ゴロで1点を返すと、なおも2死二、三塁の得点機で森下が右前へ2点適時打を放った。9回は先頭の代打・原口が四球を選び、その後に1死二塁と得点機をつくったが、あと一歩及ばなかった。

 試合後、森下は「自分がタイムリー打って、まだ1点差だったんで。まあ大山さんと輝さんにいい形でつなげるように。まあ結果として2点入ったんでよかったですけど、絶対繋ごうっていう思いはありました」と1点差に詰め寄る一打を振り返った。

 9回も2死二塁からしぶとく四球を選び、4番の大山へとつなげた。「大山さんがダメだったらチーム全体も納得できると思うんで。まあ、そこになんとか繋ぐって思いを持ちながら。あの打席も、その前の打席も含めて立ってました」と語った。

 追撃打は日本シリーズ3試合目で初打点となった。「チームが負けてしまったんで、また切り替えてやんないといけないですけど。まず自分の成績としては打点を1個取れたというのは良かったかなと思います」と語った森下。「ああいう4点差を追いつく、追い越す可能性があったところまでいけたっていうのは、まあ明日、明後日以降にも繋がるかなって思ってます」と前を向いた。

 以下、主な報道陣とのやりとり。

 ――バッティングでは右方向の意識が見えた。
 「うーん、まあ右方向に打とうとは思ってなかったですけど、まあセンター中心にちょっと引っ張りの傾向が自分の中でもあったんで。そこはなんとか修正しながら、結果的にアウトコースのボールはこう、コース逆らわずに打てたかなと思います」

 ――日本シリーズでの甲子園の歓声は。
 「そうですね、やっぱり独特なものもありましたし、まあ、よりファンの人たちの声も聞こえやすくなってたんで。まあそれをプレッシャーって捉えずに、いい方向に捉えられればチームとしてもいいと思うんで。そこはまあ明日も明後日もあるんで、やっていきたいかなと思います」

 ――第1戦、第2戦結果を残せなかった中で今日はどういう気持ちで入った。
 「まあ、もう本当切り替えて。成績というよりかは、もう本当勝ち負けでこの日本シリーズっていうのはこだわっていきたいなと思うんで。まあ本当に今日っていう日だけを集中して入ったかなと思います」

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