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佐々木麟太郎がリーグ最多タイ3号 米最速&最長の170キロ&124M弾 大谷翔平に負けじとHR王争い

2024年06月27日 10:59

野球

佐々木麟太郎がリーグ最多タイ3号 米最速&最長の170キロ&124M弾 大谷翔平に負けじとHR王争い
佐々木麟太郎(AP) Photo By AP
 【MLBドラフトリーグ   トレントン・サンダー 7-3 ステートカレッジ・スパイクス ( 2024年6月26日    米ニュージャージー州トレントン )】 花巻東から米スタンフォード大に進学予定で、若手選手の登竜門「MLBドラフトリーグ」に参加中の佐々木麟太郎内野手(19)が26日(日本時間27日)、トレントン・サンダーの一員として本拠ステートカレッジ・スパイクス戦に「5番・DH」で先発出場。1点を追う4回に同点の3号ソロを放った。佐々木は3打数1安打1打点で、打率は.250。3本塁打は他の2選手と並んでリーグトップに立った。
 佐々木は左腕ヒットに対し、1ボールから2球目のチェンジアップを強振。打球速度106マイル(約170.5キロ)、33度の角度で上がった打球は中越えの407フィート(約124.0メートル)地点までかっ飛ばした。2年連続本塁打王を目指して大リーグで争いを繰り広げる花巻東の先輩・大谷翔平投手(ドジャース)をほうふつとさせるように、中堅方向に伸びる打球を打席内で見上げるほどの確信弾だった。

 6月11日のデビュー戦で放った1号は打球速度99.7マイル(約160.4キロ)、飛距離352フィート(約107.2メートル)で、21日の2号は打球速度101.3マイル(約163.0キロ)、飛距離380フィート(約115.8メートル)でこの日の3号が米国での最速&最長弾となった。

 この一発が初の中堅への一撃。MLB公式サイトの若手有望株を特集するコーナー「MLBパイプライン」は公式Xで佐々木のホームラン動画を投稿し「佐々木麟太郎はまだ19歳だが、センターへのパワーは凄い!」と驚きを持って伝えた。

 この日の佐々木は3打数1安打1打点1四球1三振。今季打率は・250となった。試合はトレントンが7-3で快勝した。

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