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若菜嘉晴氏 ソフトバンク左腕対策のポイントは山川が状態を上げ、6番打者を確立させること

2024年07月07日 06:00

野球

若菜嘉晴氏 ソフトバンク左腕対策のポイントは山川が状態を上げ、6番打者を確立させること
<ソ・楽>8回、好機で凡退した近藤(撮影・岡田 丈靖) Photo By スポニチ
 【パ・リーグ   ソフトバンク0-4楽天 ( 2024年7月6日    みずほペイペイD )】 【若菜嘉晴 視点】左投手の先発に3連敗した。それでも貯金は26もある。優勝争いの大勢に影響はないだろうが、心配はクライマックス・シリーズ(CS)だ。1勝のアドバンテージはあるとはいえ、CSで3、4枚と左腕を繰り出されれば、ひっくり返される可能性も出てくる。ホークスには左投手との印象を持たれないよう、今から打開策を考えなければならない。
 5日の楽天戦。初回2死二、三塁で5番・近藤は敬遠された。打者は振らせてもらえなければ、状態が崩れることがある。この日、近藤はおかしかった。あんなボールを振ることはなかったし、彼の不調はチームの成績に直結する。だからこそ前後を打つ4、6番が大切だ。小久保監督は打順はいじらないタイプだろう。ならば山川が状態を上げ、6番打者を確立させる。そこが左腕に対抗するポイントかもしれない。(スポニチ本紙評論家)

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