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大谷翔平 第2打席でPS初本塁打!雄叫び同点3ラン!緊張「ないね」宣言通り豪快弾 真美子夫人も大喜び

2024年10月06日 10:24

野球

大谷翔平 第2打席でPS初本塁打!雄叫び同点3ラン!緊張「ないね」宣言通り豪快弾 真美子夫人も大喜び
<ナ・リーグ地区シリーズ ドジャース・パドレス1>2回、ドジャース・大谷は3ランを放つ(撮影・沢田 明徳) Photo By スポニチ
 【ナ・リーグ地区シリーズ第1戦   ドジャース―パドレス ( 2024年10月5日    ロサンゼルス )】 ドジャースの大谷翔平投手(30)が5日(日本時間6日)、パドレスとの地区シリーズ第1戦に「1番・DH」で先発出場。メジャー7年目で初となるポストシーズンの第2打席でPS初安打となる本塁打を放った。
 初回は左飛に倒れたが、2回に大谷がバットで魅せた。0―3の2回2死一、二塁で迎えた第2打席。右腕シースに対し、2ボールから3球目を打ち損じて左膝に直撃した。一時悶絶する場面もあったが、大谷が集中してバットを振った。高めに浮いた速球を完璧に捉えると、打球速度111.8マイル(約179.9キロ)の打球は右翼方向へ25度の角度で打ち上がり、372フィート(約113.3メートル)地点で弾んだ。打った瞬間に大谷は雄叫びを上げ、何度も雄たけびを上げながらダイヤモンドを一周。場内は大熱狂となり、観戦に訪れた真美子夫人も大喜びだった。先発した山本由伸が初回に3失点する苦しい立ち上がりだったが、大谷が強力援護した。

 今季最終戦から中5日で迎える同地区のパドレスとの大一番。試合のない期間はシミュレーテッド・ゲーム(実戦形式の打撃練習)で1日2打席ほど立ち、「感覚をしっかり忘れないよう」取り組んんできた。前日会見では米メディアから「緊張しているか」と問われると、「Nope.(ないね)」と即答。通訳を通さないスラングに、記者会見場は笑いに包まれ「そのために小さい頃から練習してきた」と続けた。

 レギュラーシーズンでは今季54本塁打、130打点、59盗塁と圧倒的な攻撃力でチームをけん引したリードオフマン。前回ドジャースが制した2020年のワールドシリーズは、トレーニング施設があるシアトルでテレビ観戦。2018年の右肘、2019年の左膝に続き、昨年は右肘を手術したため、病室でPSを観戦したこともあり「悔しい思いが強い」と振り返る。その憧れていた舞台で大谷が躍動した。

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