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阪神・中野 選手会長が「PS男」に名乗り「短期決戦では普段と違うっていうところも出していければ」

2024年10月06日 05:15

野球

阪神・中野 選手会長が「PS男」に名乗り「短期決戦では普段と違うっていうところも出していければ」
阪神・中野 Photo By スポニチ
 阪神・中野が「PS男」に名乗りを上げた。レギュラーシーズンでは打率・232と苦しんだものの、過去3年のポストシーズンで計18試合で打率・290(69打数20安打)をマークしており、短期決戦では確かな存在感を示してきた選手会長。1番・近本との鮮やかな連係で打線に火を付けるべく、意気込んだ。
 「(重要なのは)やっぱり勢い。個人としても早い打席でヒットを打てれば、いい勢いでいけると思う。チームとしては、初戦の入りを大事にしたい」

 2位から思い描く“下克上”での日本一。その全ては、12日の第1戦に懸かっている。仮に敗れれば猛虎は窮地に立たされ、第2戦に計り知れない重圧がかかる。何としても取りたい初戦。だからこそ、その「第1打席」に全身全霊を傾ける。

 「1打席目で、その後の打席の流れも変わってくる。しっかりと入りの1打席目というところを大事にする」

 近本が出塁すれば犠打や進塁打、凡退の1死後ならばチャンスメークが求められる。143試合こなしてきた「つなぎ」が最優先ながら、一発勝負のCS。中野の頭には当然“奇襲”の準備もある。

 「短期決戦なので、積極的に仕掛けたりだとか、そういう普段と違うっていうところも出していければいい」

 新人だった21年以来3年ぶりとなる甲子園でのファーストS。大観衆に背中を押され、秋晴れの聖地で背番号51が勝利へと猛進する。(八木 勇磨)

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