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今季最終戦を終えた広島・新井監督「覚悟と信念を持って強いチーム、強い選手を育てたい」

2024年10月06日 05:45

野球

今季最終戦を終えた広島・新井監督「覚悟と信念を持って強いチーム、強い選手を育てたい」
<広・ヤ>今季最終戦を終え、あいさつする新井監督(撮影・長嶋 久樹) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   広島3―1ヤクルト ( 2024年10月5日    マツダ )】 今季最多3万2千人超を集めた最終戦。若い力を結集し、約1カ月ぶりの2連勝で締めた広島・新井監督は試合後のセレモニーで「来季はさまざまなことが変化する年になる。変わらないといけない。痛みも生じる」と意味深に予告した。
 球団新人では初の4番デビューを飾った仲田が4回、左前へプロ初安打を運んで先制に貢献。同2年目の内田も初出場で初安打を放つと、投手陣でも滝田、高の大卒新人がデビューし、4回1失点の前者はプロ初星だ。

 痛みを伴ってでも変革を起こし、逆襲を誓う就任3年目に向けてまいた種。「若い選手は成長しつつある。決して何も残らない、残すことができなかったシーズンとは思っていない」と強調する。

 68勝70敗5分け。9月4日まで首位を走りながら、歴史的大失速で2年ぶりBクラスに終わった。「9月にこのような結果になったのは私の力不足。覚悟と信念を持って強いチーム、強い選手を育てたい」と力を込めた。

 ○…高卒新人の仲田(広)が先発4番でプロ初出場。広島の新人選手が4番打者を務めるのは50年樋笠一夫(大西製紙)、92年町田公二郎(専大)以来、32年ぶり3人目。新人のデビュー戦での4番は球団初。

 ▼広島・仲田 4番だったので、びっくりした。任せられたからにはやってやろうと思っていた。何とか一本出したいなと思っていた中で、1本出たのは良かった。

 ▼広島・内田(3回に左前へ初安打)初めての打席だったので、いろいろ考えず、楽しもうという気持ちでいきました。1本出て今までに味わったことのない興奮でした。

 ▼広島・滝田(最速152キロで4回1失点。ドラフト3位で初登板勝利)来年につなげていきたい。(22年5月に他界した)お母さんにも報告したい。

 ▼広島・高(ドラフト2位。6回から初登板して2回無失点)最初の回は真っすぐで押すと決めていた。勢いだけでなく、技術的、体力的にも常時ああいう球が投げられるようにしていきたい。

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