ドジャース・大谷 東山&木村佳乃夫妻の前で4タコ大敗 3戦ぶりの沈黙

2024年09月06日 01:30

野球

ドジャース・大谷 東山&木村佳乃夫妻の前で4タコ大敗 3戦ぶりの沈黙
<エンゼルス・ドジャース>8回、大谷は三飛に倒れる(撮影・沢田 明徳) Photo By スポニチ
 【インターリーグ   ドジャース1―10エンゼルス ( 2024年9月4日    アナハイム )】 大歓声に応えることはできなかった。古巣の本拠地であるエンゼルスタジアムの観衆は、今季最多となる4万4822人。公式戦では移籍後初めての凱旋となった前日を上回ったが、ドジャースの大谷は3試合ぶりの無安打に終わった。
 同球場では今季最後となるレギュラーシーズンの一戦。延長戦を制した前夜の試合後に「明日は自分たちがいい形で入っていける」と手応えを語っていたが、昨季までの同僚だった右腕キャニングに対し、初回は三飛、3回は中飛に打ち取られた。6回は低めのスライダーに空振り三振。救援右腕ストリックランドに代わった8回も三飛に倒れた。

 ここまで44本塁打、46盗塁を記録。「45―45(45本塁打、45盗塁)」まであと1本塁打として2連戦を迎えたが、ノーアーチで偉業到達はならず。日本ハム時代に取材経験のある東山紀之さん、木村佳乃夫妻も観戦する中、同じくあと1本塁打に迫っていた同球場通算100号も来季以降に持ち越しとなった。

 試合は先発右腕ミラーが初回に1死も取れず5失点するなど、1―10の大敗。地区2位のパドレスがサヨナラ勝ちし、ゲーム差は再び4・5に縮まった。優勝マジックは18のまま。デーブ・ロバーツ監督は「立ち上がりから出遅れ、厳しい状況だった。明らかにダメージが大きかった」と渋い表情を浮かべた。(柳原 直之)

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