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【WCS第1戦】先制2ランのパドレス・タティス「一生の思い出」黄色タオルで応援ファンに「美しい光景」

2024年10月02日 14:19

野球

【WCS第1戦】先制2ランのパドレス・タティス「一生の思い出」黄色タオルで応援ファンに「美しい光景」
初回に先制2ランを放ち雄叫びをあげるパドレス・タティス(AP) Photo By AP
 【ワイルドカードシリーズ第1戦   パドレス4-0ブレーブス ( 2024年10月1日    サンディエゴ )】 大リーグは1日(日本時間2日)、プレーオフのワイルドカードシリーズ(WCS)が開幕。パドレスが本拠でブレーブスに快勝し、地区シリーズ進出に王手をかけた。
 パドレスは初回、先頭・アラエスが左前打で出塁すると、続くタティスが先制2ラン。相手先発・スミスシャバーの初球93・5マイル(約150・5キロ)の直球を狙い、左中間席へ415フィート(約126・5メートル)の特大アーチを放ち、勢いをもたらした。これが決勝打となり、パドレスが快勝した。

 タティスはコロナ禍で行われた2020年のポストシーズンでもカージナルスとのワイルドカードシリーズ第2戦で2本塁打を放っているが、当時は無観客だった。この日は試合前から本拠ファンが黄色いタオルを振り回し、グラウンドに声援を送り続けたこともあり、当時との違いについて「まったく違う。この観衆は信じられないよ」と熱狂に驚きの声を上げた。

 そして、「僕が待ち望んでいたのは、人々がもたらしてくれるエネルギーなんだ。サンディエゴのファンは間違いなく見せてくれた。彼らがもたらしたエネルギーからフィードバックしただけだ」と観客の応援をエネルギーに変えたと感謝した。

 試合中も「BEAT LA」(ドジャースを倒せ)と早くも地区シリーズ進出に向けて「打倒ドジャース」と叫び、盛り上がるファンたちに「とてもやりがいがある。野球が野球選手にもたらす最も美しい光景の一つだ。観客を熱狂させることは、子供のころに夢見たことだ」と笑顔。「ポストシーズンの大事な場面でホームランを打つことは、何かを意味する。そして、それは間違いなく一生の思い出となるだろう」と忘れられない一発になったと胸を張った。

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