亀田ジム設立や!興毅 決意の再出発
2008年05月12日 06:00
格闘技
海外ですぐにプロ活動するのは難しいため、今後は他のジムへ移籍するか、新しいジムを設立して所属するかの2択を迫られる。だが、新ジムを設立するにはセコンドライセンス無期限停止処分を受けている父・史郎氏(42)以外に、10年以上のプロライセンスを持つ第三者とトレーナーを立てて、加盟する地区協会に承認されなければならない。12日の東日本プロボクシング協会の理事会では興毅と大毅を「協会預かり選手」とするかどうかが話し合われる。承認されれば国内での活動も可能となるが、独立に向けた準備も早急に進める必要がある。当面はメキシコで大毅とともに練習する予定で、6月開催を希望する次戦に向けてピッチを上げていく。
同門対決となるため、これまで実現しなかった坂田との対戦にも興毅は「楽しみやな。年内?それは考えてるよ」と前向きな姿勢を見せた。協栄ジムの金平会長も「(興毅はWBAで)1位ですからね。有力な対戦相手の1人」と話している。「リングの上で結果を残すだけ。結果がすべてやからな」。興毅が次のステージに向けての第一歩を踏み出した。