批判はね返した!宇野貫禄の一本勝ち
2008年05月12日 06:00
格闘技
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まさに貫禄勝ちだった。HERO’S代表の宇野は1R、右ストレートとアッパーで石田の鼻を折った。2R1分39秒、素早く後ろを取ると裸絞めで一本勝ち。いつもの冷静さを捨てて喜びを爆発させ、2万1789人の観衆に両手を突き上げて雄叫びを上げた。「楽しんでできました。石田は勢いがあるが、自分は練習通りの動きができた。どんな局面でもしっかり対処できた」。主催者推薦での出場に他の選手から批判を浴びたが、リングで結果を出した。
試合後、川尻から準決勝での対戦を要求された。「試合後で即答できなかったが検討するし、やるときはやります」と前向きだ。笹原イベントプロデューサーは「宇野―川尻はまだ分からない」と明言を避けたものの、存在感を見せた宇野がHERO’SからDREAMの主役となったのは間違いない。