米スポーツイラストレーテッド誌(電子版)は21日、15年のボクシング年間表彰を発表し、年間最高試合に11月21日のWBC世界スーパーフェザー級タイトルマッチ(米ラスベガス)、三浦隆司(31=帝拳)―フランシスコ・バルガス(30=メキシコ)を選んだ。
試合は初回にダウン寸前に追い込まれた三浦が4回に得意とする左でダウンを奪い、ペースを掌握。8回にも相手を追い詰めたものの、9回に連打でダウンを喫し、TKO負けで5度目の防衛に失敗。しかし、スリリングな展開に三浦は敗れながらも現地で評価を上げ、同誌も「攻防、ダウンの応酬、劇的な最後、どのチェック項目も満たした」と評した。