和気慎吾 7・20世界初挑戦は誕生日前日「リーゼント崩れる前に倒す」

2016年06月06日 14:33

格闘技

和気慎吾 7・20世界初挑戦は誕生日前日「リーゼント崩れる前に倒す」
グスマンの写真に噛みつく和気
 ボクシングのIBF世界スーパーバンタム級1位・和気慎吾(28=古口)が同級2位ジョナタン・グスマン(26=ドミニカ共和国)と王座決定戦を行うことが決まり、6日に正式発表された。7月20日にエディオンアリーナ大阪で、WBA世界フライ級王者・井岡一翔(27=井岡)が同級7位キービン・ララ(21=ニカラグア)相手に行う3度目の防衛戦と合わせてダブル世界戦になる。
 和気は東京都板橋区の古口ジムで、トレードマークのリーゼントスタイルに加え、当日セコンドに就く俳優・画家の片岡鶴太郎からプレゼントされたというタキシード姿で会見。「世界に出る時がついに来た。生涯忘れられない日になるし、試合翌日が誕生日なので新聞も記念になると思う」と話した。試合はTBS系列で全国生中継されるとあり、「一番見てもらいたいのはリーゼント。初めて見る人を魅了できるボクシングがしたい。リーゼントが崩れる中盤までにブッ倒してやろうと思う」と意気込んだ。

 元東洋太平洋スーパーバンタム級王者の和気は通算26戦20勝(12KO)4敗2分け。昨年6月にマイク・タワッチャイ(タイ)との指名挑戦者決定戦を制し、当時の王者カール・フランプトン(英国)への挑戦権を獲得した。しかし、2階級制覇を狙うフランプトンが4月に王座を返上したため、王座決定戦出場が決定、相手は2位決定戦に勝ったグスマンとなった。

 元WBA中南米バンタム級王者のグスマンは21戦全勝21KOの戦績を誇る右のハードパンチャー。4月に行われた2位決定戦に勝ち、和気との対戦へコマを進めた。和気はグスマンについて「確かにパンチは強いけど、僕の方がスピードもあるし、圧倒的に勝つ自信がある。立ち直れないぐらいのKO勝ちでリングに沈めてやろうと思う」と威勢良く話した。

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