引退騒動起こした高野 公開スパも「練習してきたことが全く出せなかった」

2016年06月06日 21:54

格闘技

引退騒動起こした高野 公開スパも「練習してきたことが全く出せなかった」
スパーリングを終え金平会長と話す高野人母美 
 引退騒動を起こした東洋太平洋女子スーパーバンタム級王者でモデルボクサーの高野人母美(28=協栄)が6日、東京・後楽園ホールで元WBA女子世界スーパーフライ級王者で現東洋太平洋女子バンタム級王者の天海ツナミ(31=アルファ)ろ2ラウンドの公開スパーリングを行った。
 協栄ジム・金平桂一郎会長不在の席で突然引退を表明した影響で、この日予定していた試合が中止となり、エキシビションに切り替えられたもの。世界初挑戦に失敗した昨年11月以来のリングとなった高野は練習不足が明らかで、ノーガードで前進してくる天海に多彩なパンチを打ち込まれた。場内からは「倒れないでね」「引退しないで」とヤジが飛んだ。

 高野はリング上で「このたびはいろいろとご迷惑をおかけして申し訳ございません」と公開謝罪。現役続行はするものの「練習してきたことが全く出せなかった。容易な発言で迷惑をかけ、申し訳なく、悔しい気持ちでいっぱい」とうなだれた。

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