三浦隆司、12回KOで王座挑戦権獲得!ボンバーレフトで決めた
2017年01月29日 12:59
格闘技
11回にも左右のボディーから相手をロープに追い詰め、左ボディーからの7連打で2度めのダウン。この回は仕留めきれなかったが、最終12回に左ストレートを顔面に打ち込むと、ローマンは一瞬置いて仰向けに倒れ、レフェリーが10カウントを数え上げた。11回までの採点は104―103、105―102、106―101で3者とも三浦を支持していたが、9回までは1―2でローマンがリードしていた。
15年11月、米ラスベガスで現王者フランシスコ・バルガスに9回TKO負けして王座を追われ、「米国でもできるところを見せたい」とリベンジを誓っていた三浦。彩美夫人や2人の子供が初めて海外の試合に駆けつけた負けられない一戦で、世界戦線に生き残った。三浦は生中継したWOWOWの単独インタビューに対し、「中盤、スコアで負けていると感じていたので、10、11ラウンドは倒すのを意識して前に出た。それでダウンを取れて良かった」とコメント。新王者ベルチェルトとの対戦については「試合を見ていないので、何とも言えない。帰国してちゃんと見たいと思います」と語った。