井上尚弥 一夜明け「アドレナリンが出て」4時まで眠れず 完勝に「今までで一番良かった」
2017年05月22日 18:19
格闘技
それでも父・真吾トレーナーは「全体的にいいと思うけど、それでも悪いところを見つけるのが我々の仕事」と手綱を緩めず、「リード(ジャブ)をもう少しリズム良く散らせられたら。足腰は安定していたけど、もみ合いになった時は直すところがあるのかと思う」と話した。
9月の次戦では待望の米国初進出が控える。陣営では試合から逆算して7月には強化合宿を張る予定だ。早めに練習も再開したいという井上尚は「米国は本場。そこで認められたら世界のスターになれるという場所。昨日の試合でも十分インパクトはあると思うけど、さらに自分が納得できる試合ができるように精進したい」と語った。年末には階級を上げて3階級制覇を狙う構想もあるが「スーパーフライ級でもまだ数戦できる」とし、ローマン・ゴンサレス(ニカラグア、帝拳)やカルロス・クアドラス(メキシコ、帝拳)ら強豪がひしめく同階級で「せっかくだから誰かしらとはやりたいですね」とビッグマッチを熱望した。