田口 腹七分目でV6だ!前回食べ過ぎ「胃がおかしく…」
2017年07月23日 05:30
格闘技
「奪おうとしてきたので、ベルトを。そうはさせないと。渡すつもりはさらさらないので」。にらみ合いも冷静沈着な王者としては長く、異例の20秒。6度目の防衛を懸けたゴングを前に、熱い火花を散らした。
ただし熱くなったのもそこまで。リミットちょうどでクリアした田口は、待望の食事に「ゆっくり食べる。以前、4時間で4・6キロ増えて、胃がおかしくなった」と語った。3度目の防衛戦となった昨年4月のランダエタ戦。計量後、欲望のおもむくままにかき込み「反動が凄かった。急に立てなくなった」ほど胃に負担が掛かった。以後は胃の負担を考えるようになったといい、「まだ食べたいけど(というところで)抑えたい」と腹七分目を宣言。ベストは3・5キロのリバウンドだ。
当日はWBO世界ライトフライ級王者の田中恒成がリング下でテレビ解説する。次戦には待望の王座統一戦が実現の見通しだが「バレラに勝つことだけを考える」。心も体もハングリーに、まずは目の前の敵をなぎ倒す。