村田、王座奪取へ視界良好!集中力高めるビジョントレーニング効果だ
2017年10月19日 05:33
格闘技
検診の結果は5カ月前とほぼ変わらない。唯一変化があったのは左が2・0まで向上した視力。「コメントに困る」と苦笑したが、視力アップはプラス材料だ。一方、目に関連してビジョントレーニングの質問が出ると、「あれは視力ではなく目の動き方」と指摘した上で「緊張しているかしていないか判断できるようになった。やってから調子がいい」と別の効果を上げた。
判断力を磨き、集中力を高めるビジョントレーニングを村田は2年前に導入。同トレを指導する元WBA世界スーパーフライ級王者・飯田覚士氏の元に月1回通い、自宅にも点滅する光を追うトレーニング器具を置き取り組んできた。本来の効果に加え、目の筋肉を動かすことで「人間の感情が一番出る」表情が確認でき緊張度の判断材料にしているという。
プレッシャーと注目度が増す再戦へ向けては「もちろん僕も緊張はあるけど、過度ではない」と自己分析。「順調に来ている。早く試合がしたい」という意気込みに程よいメンタル面が表れていた。
▼WBA世界ミドル級王者アッサン・エンダム 村田の印象は以前と同じで「いいヤツ」。1000%の自信がある。それは揺るぎない。やるべきことはやってきた。