拳四朗 中2カ月で2度目の防衛戦も「最近KOがないので、世界戦でも倒せるところを見せたい」

2017年12月28日 16:23

格闘技

拳四朗 中2カ月で2度目の防衛戦も「最近KOがないので、世界戦でも倒せるところを見せたい」
調印式を終えた拳四朗(左)とペドロサ Photo By スポニチ
 ボクシングのダブル世界戦(30日、横浜文化体育館)の調印式と記者会見が28日、東京・九段のホテルグランドパレスで開かれた。中2カ月で2度目の防衛戦を迎えるWBC世界ライトフライ級王者・拳四朗(25=BMB)は首にストールを巻いた、大相撲の貴乃花親方を思わせるスタイルで出席。「前回(10月の初防衛戦)は前半(ポイントを)取られすぎた。今回は前半から取っていけば、もっと楽に戦えると思う」と主導権を相手に渡さない戦い方を宣言。「最近KOがないので、世界戦でも倒せるところを見せたいという気持ちが凄くある。流れでうまく倒せるボクシングができれば、インパクトがあるかなと思う」と初のテレビ地上波生中継へ意気込んだ。
 一方、挑戦者の同級11位ヒルベルト・ペドロサ(25=パナマ)は相変わらずの強気。「(25日の)公開練習で話したとおり、自分の中では既に世界王者になっている。今はパナマに世界王者がいない。自分がパナマ31人目の王者になりたい」と話し、拳四朗のKO宣言に「それは大げさだと思う。申し訳ないが、このタイトルはパナマに移る。パナマの人々と家族の元にベルトを運びたい」と語った。

 なお、使用グローブは日本製8オンスで、色は両者とも黒。オフィシャルはレフェリーがローレンス・コール氏(米国)、ジャッジはヒューバート・ミン(同)、ティモシー・チータム(同)、エド・ピアーソン(カナダ)の3氏が務める。立会人はメジャー・リー氏(韓国)。

おすすめテーマ

2017年12月28日のニュース

特集

格闘技のランキング

【楽天】オススメアイテム