京口初防衛へ!「師の代名詞」辰吉直伝左ボディーでKOだ
2017年12月28日 05:30
格闘技
7月に国内最速記録のデビューから1年3カ月で世界王座獲得。8戦目は憧れの人と同じで「辰吉の後継者」と呼ばれた。「ジョーちゃんに教えてもらった中で、一番最初に世界王者になれたのを誇りに思う。恥じないような王者になりたい」。ともに名王者の教えを受けた2人が拳を交える今回は辰吉とアルゲリョの“代理戦争”。「こっちは辰吉の弟子なんで負けないです」と意気込んだ。
8月末から家賃11万3000円のマンションで一人暮らし。だが、減量を考慮して油ものを避け、食事量を抑えるなど逆に意識は高まった。「自分は王者なんだ」と常に問いかけ、トレーニングの質も上がり、左ボディーも多彩に磨きをかけた。初防衛戦用に練習してきたという“必殺パンチ”は「本番で出せるか分からない」と苦笑したが、ここ2試合は判定勝ちとあり「もちろんKO。左ボディーで倒したらカッコいい」との言葉に力を込めた。