【井上尚弥と一問一答】「プランどおり」も「もう少しヒリヒリする試合がしたいと…」
2017年12月30日 22:09
格闘技
「予定どおりいけましたね。プランどおりです」
――1回は慎重に見えた。
「距離感をつかみたいと思って。自分と相手の距離を合わせた」
――最初の左で決まったと思った。
大橋秀行会長「テンカウントでもおかしくなかった」
――3度倒しても笑顔がなかった。物足りなかったのか。
井上「物足りないというといろいろ失礼だけど、もう少しヒリヒリする試合がしたいと思っていた」
父・真吾トレーナー「そういう試合をすると俺がヒリヒリしちゃう(爆笑)」
井上「そういう思いもあって、喜べないというか、ここで大はしゃぎしているようでは先はない。試合をクリアした喜びはあるけど、まだまだ自分自身ヒリヒリ、ピリピリしたい。それはバンタム級へ行って、そういう試合になるかも」
――相手の長身は感じたか
「そんなに感じなかった。今日の相手はパンチを打つと、体が流れるクセがあった。そこを右のオーバーハンドで(狙う)とは考えていた」
――3回はボディーで倒しに行こうと。
「ありました。早いラウンドで決めようと。セコンドからゴーサインも出ていたので」
――バンタム級を見据えた試合はできたか。
「今日の試合じゃできない。バンタム級の王者はどの団体も強い。今日の試合では何も言えない」
――スーパーフライ級での収穫は。
「8回やってキャリアも積めたし、米国でも試合ができた。いいキャリアを積んだ。それを今後に生かしたい」
――狙っている王者はいるか。
「チャンスがあればどこへでも行きます。その後も統一戦とかある。4団体(王座を)まとめちゃえ、とか。そんな感じですね」