岩佐 ネリとの対戦断固拒否、V1から一夜「怒り収まらない」
2018年03月03日 05:30
格闘技
![岩佐 ネリとの対戦断固拒否、V1から一夜「怒り収まらない」](/battle/news/2018/03/03/jpeg/20180302s00021000376000p_view.jpg)
7年前の日本タイトルマッチで激闘を演じた山中は前夜、自身が初防衛に成功した後のリングで惨敗。だが、ネリは規定の体重にすることを放棄し、減量のダメージがあった山中と同じコンディションではなかった。「倒された以前に試合が成立していない。悔しいし、怒りがいまだに収まらない」。セレス小林会長も「体が大きくて減量がキツいならともかく、あの体でバンタム級がキツいわけない」と指摘。「それで勝って、リングで跳びはねて喜ぶなんて。ナメてるのか。人間性を疑う」と吐き捨てた。
岩佐はサウロン(フィリピン)に大差の3―0判定で初防衛に成功。それでも慎重になりすぎてKOを逃し、「練習でやったことを試せなかった」と反省した。山中について改めて問われると「戦いもそうだけどリング外での立ち居振る舞い、人間性を見習うべき。僕もああいう男になりたい」とコメント。「恐れ多いけど、何らかの縁を感じる。山中さんの後を継ぐボクサーになれるように、山中さんの分も頑張りたい」と意気込んだ。次戦は夏にもランク1位のT・J・ドヘニー(アイルランド)との指名試合が予定されている。