伊藤雅雪 “世界前哨戦”でKO勝ち「相手もタフだったけど僕が下手でした」
2018年03月03日 22:12
格闘技
昨年9月以来半年ぶりの試合だった伊藤は「相手もタフだったけど僕が下手でした」と苦笑い。左アッパーも多用するなど1、2発目はよく当たったが、3発目以降が打てず「もう少し行きたかった。正直、打ち疲れがあった」と反省し、「今は小手先でやっている部分がある。抜けた存在の世界王者になりたい。もう少し圧倒的に強くなりたい」とレベルアップの必要性を口にした。
昨年12月には元日本スーパーフェザー級王者・尾川堅一(帝拳)が米ラスベガスでIBF王座を獲得した試合を現地視察。「自分と照らし合わせて、いい指標になった」と手応えをつかんだという。WBOスーパーフェザー級王者のワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)は1階級上のライト級でWBA王者ホルヘ・リナレス(ベネズエラ、帝拳)へ挑戦する交渉が進んでおり、ランキング1位の伊藤が王座決定戦に出場できる可能性は高い。「すぐにではないけど、確実に世界挑戦の機会は来ると思っている。この階級は激戦区なので、チャンスが来たら絶対に逃さないようにしたい」と意気込んだ。