“ポリスボクサー”杉田 プロデビュー戦を勝利「盛り上がりには欠けたけど、勝ってよかった」
2018年04月12日 19:15
格闘技
「いや〜ほっとしました」と第一声。「予想以上に緊張しなかったけど、ちょっと消極的でした。確実に勝つこと、怪我をしないことが一番の目標だったので盛り上がりには欠けたけど、勝ってよかったです」と声を弾ませた。
今春、「DJポリス」で知られる第三機動隊から警視庁玉川署地域課に異動。いわゆる交番勤務の“おまわりさん”として働く。24時間勤務もあり、練習時間は十分と言えない中「仕事を最優先しながら短期集中型」で練習し、念願のプロデビュー戦にこぎつけた。アドバイスをくれたワタナベジムのトレーナー、手作りの減量表を作ってくれた妻、そして応援に来てくれた両親や同僚、友人に「感謝しています」そう話した一瞬は感極まって声を震わせた。
警察官とプロボクサー。2つの夢を実現したが、ゴールではなく始まり。「あと1つ勝ってA級登録。そして、いずれはベルトを」と夢を膨らませていた。