入口裕貴 亡き父の「四十九日」に必ず初タイトルを「ベルトを持って帰りたい」
2018年04月17日 15:51
格闘技
昨年12月、スーパーバンタム級の日本ユース王者、水野拓哉(松田)に挑戦も判定負け。愛知県刈谷市でこの試合が行われたとき、すでに孝信さんの病状は進行しており、遠出できない状態だった。生前最後となった試合を観戦できなくても「チャンピオンになるまでは生きる」と次戦を楽しみにして父は、願いかなわず息をひきとった。
中川との試合が行われる4月28日は孝信さんの「四十九日」にあたり、仏教では死後の魂がこの世を旅立つ日とも言われる。入口は「ベルトを持って帰りたい」と、勝利を捧げるつもりだ。
戦績は入口が8勝(4KO)2敗1分け。中川は12勝(5KO)1敗1分け。