“ボクシング界のゆうこりん”判定勝ちで再起戦を飾る「倒したかったんですけどね すみませんでした」
2018年04月17日 22:12
格闘技
荒っぽく接近戦を仕掛けてくる神田に冷静に対処した。右のリードジャブを有効に使いながら、神田が前に出るタイミングで的確にパンチをヒットさせた。神田の顔面は回を重ねるごとに腫れ上げっていった。
昨年12月に6度防衛したタイトルを失い、今回が再起戦。「冷静さ」をテーマに臨んだ試合だった。「カチンと瞬間もあったんですけど、トレーナーからも指示されていたし。ギアが入るのが遅かったかも」と黒木。KO勝利を逃しただけに「きょうのボクシングにプラス倒す力をつけたい」と反省。世界王者返り咲きへ団体や階級にはこだわりも捨てた。「3階級以内の人はみんなライバル。本音はWBCのベルトがほしいけど、今は挑戦者なので、まずはチャンピオンになることが先」と力を込めた。