“ボクシング界のゆうこりん”判定勝ちで再起戦を飾る「倒したかったんですけどね すみませんでした」

2018年04月17日 22:12

格闘技

“ボクシング界のゆうこりん”判定勝ちで再起戦を飾る「倒したかったんですけどね すみませんでした」
再起戦を白星で飾り笑顔の黒木優子 Photo By スポニチ
 【プロボクシング▽女子47キロ契約   ○黒木優子 判定 神田桃子● ( 2018年4月17日    東京・後楽園ホール )】 “ボクシング界のゆうこりん”こと元WBC女子世界ミニフライ級王者・黒木優子(27=YuKOフィットネス)が3―0判定勝ちで再起戦を飾った。
 「かなり緊張してしまって力が入ってしまった。倒したかったんですけどね。すみませんでした」とリング上から東京のファンに頭を下げた黒木。その顔は試合後とは思えないほど、きれいなままだった。

 荒っぽく接近戦を仕掛けてくる神田に冷静に対処した。右のリードジャブを有効に使いながら、神田が前に出るタイミングで的確にパンチをヒットさせた。神田の顔面は回を重ねるごとに腫れ上げっていった。

 昨年12月に6度防衛したタイトルを失い、今回が再起戦。「冷静さ」をテーマに臨んだ試合だった。「カチンと瞬間もあったんですけど、トレーナーからも指示されていたし。ギアが入るのが遅かったかも」と黒木。KO勝利を逃しただけに「きょうのボクシングにプラス倒す力をつけたい」と反省。世界王者返り咲きへ団体や階級にはこだわりも捨てた。「3階級以内の人はみんなライバル。本音はWBCのベルトがほしいけど、今は挑戦者なので、まずはチャンピオンになることが先」と力を込めた。

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