棚橋 権利証死守し挑発「ケニー、おまえ賞味期限切れだ」

2018年10月09日 05:30

格闘技

棚橋 権利証死守し挑発「ケニー、おまえ賞味期限切れだ」
権利証の入ったブリーフケースを大事に抱える試合後の棚橋 Photo By スポニチ
 新日本プロレスの両国国技館大会が8日に行われ、IWGPヘビー級王座挑戦権利証争奪戦で権利保持者・棚橋弘至が挑戦者ジェイ・ホワイトを撃破。この日のIWGPヘビー級王座3WAY戦で王座防衛に成功したケニー・オメガのベルトを懸け、来年1月4日東京ドームのメインイベントで激突する。
 権利証のケースを持つ棚橋がメインの試合直後にリングインした。王者オメガから「棚橋、2人とも疲れてるから、もし何か言いたいなら今のうちだぜ」とマイクを手渡されると、「ケニー、おまえ賞味期限切れだ。東京ドームで決着つけようぜ」と挑発。Tシャツの「ACE IS BACK」という文字に指を当て、復活への自信をみなぎらせた。

 試合ではホワイトから膝への集中攻撃を浴びて苦戦はしたものの、必殺のハイフライフロー2連発で逆転。今年2度負けた相手を撃破し、「俺はあの頃に戻りたいと思って戻ってきたわけじゃない」と絶叫。3年ぶりとなる大舞台で輝く自らの姿を心に浮かべた。

 ◯…内藤哲也率いるロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン(スペイン語で、日本で制御不能なやつら)のユニットに鷹木信悟が新加入した。8人タッグマッチに「X」として登場。マスク姿の男にファンが視線を送る中、内藤から紹介されて素顔を披露した。内藤とは浜口道場時代に汗を流した間柄。メンバーの高橋ヒロムがケガで離脱する中、内藤、BUSHI、SANADAと組み、オカダ・カズチカら4人と対戦。自ら相手のSHOを沈めて初戦を白星で飾った。

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