高山勝成 早ければ来週にもアマ登録認可へ ペーパーテストと面談をクリア
2018年10月09日 16:40
格闘技
同連盟は元プロのアマ大会出場を認めていなかったが、数々の疑惑を告発された山根明前会長らが辞任。体制が一新されて、アマ登録に関する方針も転換された。
昨年春からアマ登録を求めてきた高山は「スタートラインに立つことができた。これからが本当の勝負。これまで通り、精進していきたい」と意気込んだ。
しかし、東京五輪でボクシングが実施されるかは不透明な情勢。11月にロシアで行われる国際ボクシング協会(AIBA)の総会で新会長に選出されることが確実視されるガフール・ラヒモフ氏(ウズベキスタン)に対して、米当局がヘロイン売買などに関し犯罪組織との関連を指摘している。
そのため、国際オリンピック委員会(IOC)も早くから懸念を表明。10月3日にブルガリアで行われたIOC理事会でも再度、東京五輪の実施競技から外す可能性があることを警告されている。
ある日本ボクシング連盟の幹部は「AIBAの総会で立候補する予定だった人物が、直前になって出馬をとりやめてしまったため、ラヒモフしか立候補者がいない。このままでは東京五輪でボクシングが生き残る可能性は1割」と危機感をあらわにしている。