拓真 世界初挑戦決定!尚弥と兄弟4団体統一へ「自信ある」
2018年11月08日 05:30
格闘技
WBCバンタム級王座は1位ウーバーリ(フランス)―3位ウォーレン(米国)の王座決定戦の交渉が難航。WBCは次善の策として拓真―ペッチの暫定王座決定戦を承認した。日本ボクシングコミッション(JBC)の安河内剛事務局長によるとウーバーリ―ウォーレンは年内開催が難しく、暫定王座決定戦は王座決定戦への“昇格”が濃厚という。拓真は「暫定より正規の方がモチベーションは上がる」と話した。
48戦全勝のペッチは1メートル72のサウスポー。拓真がWBC王座を獲得し、ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)参戦中の尚弥が優勝してWBA&IBF&WBOの3団体統一王者になれば、兄弟でバンタム級の主要4団体王座を独占。ヘビー級のクリチコ兄弟(ウクライナ)以来の快挙となる。兄から「やっと決まったな」と声を掛けられたという弟は「兄弟で4団体という大きな夢をかなえるためにも、年末は勝ちに徹したい」と意気込んだ。