王者・田中恒成 田口良一との“因縁の対決”へ戦闘モード「自信ある」 4階級制覇挑戦にも言及
2018年11月08日 18:08
格闘技
田口が統一王者だった昨年12月31日に両者の統一戦が行われる予定だったが、田中が同年9月の防衛戦で両目眼窩(か)底骨折の重傷を負ったためキャンセルとなっていた。
――年間最高試合。
田中 うれしいです。
――あらためて木村戦を振り返ると。
田中 いい試合になったなあと思います。自信になりました。また、1個、強くなったなあと思います。
――WBOの年次総会ではスペイン語でスピーチしたということですが。
田中 いや、してないです。思いっきり、全部、日本語でした。
――総会の雰囲気は。
田中 WBOの歴代のチャンピオンもいて賑やかでした。まあでも、日本人同士でやったにもかかわらず、世界で評価してもらったのはホントうれしかったです。しかも日本でやった試合。目を向けてくれてるんだなと思ったらうれしかったです。
――木村戦のダメージも抜けて動き出しているということでいいでしょうか。
田中 ハイ。
――今のコンディションは。
田中 今からどんどん上げていきます。
――次は防衛戦ということになります。WBOのフライ級で成し遂げたいことは。
田中 来年は防衛を重ねたいです。その中で統一戦ができたらもちろんパーフェクトですけど。まあ、このベルトを来年は守りたいと思います。
――近い将来の4階級制覇に向けては。
田中 すぐ、4階級っていう選択肢はないですけど、来年、再来年辺りをめどに、視野には入れてます。
――次戦は田口選手との初防衛戦になりそうです。
田中 もし決まったらうれしいです。勝つだけじゃなくて倒しにいきたいと思います。
――田口選手とは昨年の大晦日に統一戦を行う予定でした。
田中 う〜ん、あの時、自分ができなくしてしまったんで、ごめんなさいという気持ちで今回やるつもりはないんで、その時はそういう気持ちはありましたけど、謝ってすっかり終わったことなので、ごめんなさいの気持ちでやるのはまた、これ、失礼な話なので、未だに田口選手は強い選手なので、やりたいって気持ちは変わらないからやりたいだけです。(勝つ)自信はあります。