WBSS ジョシュ・テイラー 判定勝ち 決勝でプログレイスと対戦

2019年05月19日 06:54

格闘技

 ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)は18日(日本時間19日)、英グラスゴーのSSEハイドロで行われ、スーパーライト級準決勝はWBC同級1位、IBF同級3位のジョシュ・テイラー(28=英国)がIBF同級王者イバン・バランチク(26=ベラルーシ)に3―0で判定勝ちして新王者となり、WBA同級王者レジス・プログレイス(30=米国)との決勝へ進出した。2012年ロンドン五輪英国代表のテイラーはプロデビューから15戦全勝(12KO)、初防衛に失敗したバランチクはプロ初黒星で20戦19勝(12KO)1敗。
 身長、リーチで劣るバランチクが距離を詰めてフック、ボディーを振るうのに対し、地元スコットランド出身のサウスポー、テイラーは距離を保ちつつ飛び込んだり、カウンターでの迎撃でポイントを稼いだ。5回には打ち合いからバランチクのアッパー、フックで足が止まる場面も見られたテイラーだったが、6回に相打ちの右をヒットさせてダウンを奪い、さらに連打で倒してダウンを追加。このラウンドはゴングに救われたバランチクだったものの、足も使いながら余裕で試合を進めるテイラーが主導権を渡すことはなく、12ラウンドが終了。採点はジャッジ1人が117―109、2人が115―111で、いずれもテイラーを支持した。

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