「はじめの一歩30周年記念フェザー級T」竹嶋宏心VS渡部大介ら早くも火花
2019年10月03日 19:56
格闘技
WBOグレートチャイナ王者マ・シャン(23=中国)との激突する草野慎悟(30=三迫)は「『はじめの一歩』は30周年ですが、ボクも30歳なので同級生。(主人公の)一歩のように豪快なKOで勝ち、優勝して漫画に出たい。デンプシー・ロールで倒します」とアピールした。
東洋太平洋同級13位の竹嶋宏心(23=松田)と日本フェザー級6位の渡部大介(28=ワタナベ)の日本人対決は1回戦屈指の注目カード。ともにアマチュア経験があり、アマ時代に1度だけスパーリングの経験もあるという。アマ101戦82勝19敗、プロ4戦4勝(3KO)の竹嶋は「この大会はボクのための大会になると確信している。圧倒的に勝って圧倒的に優勝したい」と豪語。日本人選手に対戦を断り続けられていたため、「やっと日本人とできる。絶対に勝ってランク入りして、すぐにタイトル挑戦して必ずチャンピオンになる」と意気込んだ。対する渡部はアマチュアでは実績を残していないものの、プロ14戦9勝(6KO)4敗1分けで出場者の中では日本ランク最上位。「日本人慣れする前につぶしてやろうと思っている。大学時代にスパーをした時は強かったという印象。でも自分の方がプロ向き。強いパンチを当てて倒してやろうと思います」とKO勝利を誓った。この両者の勝者が準決勝では前WBOアジアパシフィック・フェザー級王者リチャード・プミクピック(29=フィリピン)と対戦する。