村田 ハイテンション挑戦者に“大人の対応”英語で余裕エスコート

2019年12月21日 05:30

格闘技

村田 ハイテンション挑戦者に“大人の対応”英語で余裕エスコート
予備検診を受ける村田(手前)とバトラー(撮影・島崎忠彦) Photo By スポニチ
 【WBA世界ミドル級タイトルマッチ   王者・村田諒太 《12回戦》 同級8位スティーブン・バトラー ( 2019年12月23日    横浜アリーナ )】 WBA世界ミドル級王者・村田諒太は時折、笑顔をのぞかせるなどリラックスムードで予備検診を終えた。
 「八重樫先輩がいたので大学のリーグ戦の話とかしていて…自然とそうなった。今までの調整がどうだからとかではなく、“八重ちゃん効果”ですね」

 6度目の世界戦。公式行事の流れも雰囲気も把握している。気負う必要はない。バトラーについて「記者会見の時と比べて体が細くなったイメージ」と印象を語り、フォトセッションでは挑戦者を英語でエスコートする余裕も。バトラーは突然、左手を高々と上げるなどハイテンションだったが、「なんかやってましたね。まだ若いし、アジア(に来る)なんて初めてでしょうし、いろいろやりたいこともあるんでしょう」と“大人の対応”で受け流した。

 16日までに計6人のパートナーを招いて週3ペースでスパーリングを消化、臨戦態勢は整っている。「後は疲れを抜きながら体重を落とすだけ。自信を持ってリングに上がりたい」。村田は目前に迫った決戦へ静かに闘志を高めた。

 ▼バトラー 体形もスタイルもフィジカルもパワーも似ている同士。体調も万全だし、これまでになく自分の中の強さを感じている。減量も順調だ。

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