ライガー、引退試合で“玉砕” 31年のプロレス人生に幕「思い残すことはない」
2020年01月06日 05:30
格闘技
![ライガー、引退試合で“玉砕” 31年のプロレス人生に幕「思い残すことはない」](/battle/news/2020/01/06/jpeg/20200105s00003000496000p_view.jpg)
会見では「獣神ライガー」の原作者の永井豪氏から花束を渡された。永井氏は「山田選手(山田恵一)に“マスクをかぶらせてくれ”と言われ、その情熱がうれしくて“やってください”と言った。自分の判断は間違いなかった。一緒にできて良かった」とライガーの正体まで口にしてねぎらった。
「人に恵まれた」というプロレス人生。「今さらマスクを取ってもしようがない」と今後もライガーで居続け、側面からプロレスを支えていく。
◆獣神サンダー・ライガー 1989年(平元)4月24日生まれ、原作者の永井豪氏の自宅出身。誕生日当日の平成初の東京ドーム大会で「獣神ライガー」としてデビュー。同年5月にIWGPジュニアヘビー級王座初戴冠。同王座には計11回就いた。90年1月に改名。団体の枠を超えて国内外のジュニア戦線で活躍し、97年1月にジュニア8冠王に。昨年3月に20年東京ドーム大会での引退を発表。得意技は垂直落下式脳天砕き、ライガーボムなど。1メートル70、95キロ。