井上尚弥 今年初のジムワーク、1時間半汗「ボクシングに集中してラスベガスに挑みたい」
2020年01月06日 19:17
格闘技
![井上尚弥 今年初のジムワーク、1時間半汗「ボクシングに集中してラスベガスに挑みたい」](/battle/news/2020/01/06/jpeg/20200106s00021000299000p_view.jpg)
ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)バンタム級トーナメント決勝で負った眼窩(がんか)底など2カ所の骨折は「ほぼ完治した」といい、今月下旬にはスパーリングを再開する。ただ、右まぶたのカットについては「分からない。初めてのことなので、どのぐらいのダメージでまた傷口が開くのか。経験した人に聞いてみたい」と話した。
20年初戦は4月、米ラスベガスを予定。会場はまだ発表されていないが、井上は「そこそこデカい会場だと聞いている。横アリ(横浜アリーナ)ぐらい。日本でもそれを(観客で)埋めるのに5年かかった。アメリカ一発目が、その舞台…客が入る入らないは別にして自分のパフォーマンスを見せていけたら。一発目、どんな手応えがあるのか楽しみ」と、まだ見ぬ景色を思い描いた。
弟・拓真もこの日が始動。「年末に試合がなかったので、お正月感もなかった。いつも日常が始まった感じ。今年は返り咲く年にしたい」と表情を引き締めていた。