ボクシング 東日本新人王予選の無観客を承認、YouTubeでの生配信も
2020年03月11日 16:52
格闘技
当初4月2日に予定されていた試合に、他の興行に組み込まれていた試合も加え、計18試合を1日で消化する。チケット販売による収入はない一方で、選手には通常通りファイトマネーは支払われるため、会場費も含め大幅な赤字となるが、新たな収益の手段を模索。動画共有サービス「YouTube」でライブ配信することになった。
新人王実行委員会の石井一太郎委員長は会場に前WBO世界スーパーフェザー級王者・伊藤雅雪(横浜光)ら現役ボクサー7~8人をゲストとして招き、テレビ番組の副音声的なトークを試合と同時配信する案を披露。チャット機能を活用してファンとコミュニケーションを図り、ネット上でユーザーが任意で金銭を提供する「投げ銭」のシステムも活用するという。「普通にやっても誰も注目してくれないと思う。ある意味、こういう状況だからこそ注目される可能性もある」と説明。「準備の段階から4月5日に“こういうことをやっています”と告知していきたい」と話した。