女子フライ級決勝 並木月海、僅差の判定負けで準優勝

2020年03月12日 00:30

格闘技

女子フライ級決勝 並木月海、僅差の判定負けで準優勝
女子フライ級決勝で中国選手(右)に判定で敗れた並木月海(共同) Photo By 共同
 【ボクシング東京五輪アジア・オセアニア予選最終日 ( 2020年3月11日    ヨルダン・アンマン )】 女子フライ級決勝が行われ、既に東京五輪出場を決めている21歳の並木月海=なみき・つきみ=(自衛隊)は2018年アジア競技大会金メダルの常園=チャン・ユアン=(中国)に2―3の判定で敗れ、準優勝だった。
 サウスポー対決で常園の左、並木の右が交錯する展開でスタート。1メートル53と小柄で軽快なフットワークを持つ並木は実況アナウンサーから「リトル・ダイナモ」と紹介され、プレッシャーをかけながら左右のフックを振り、右ジャブを当てた。

 常園は途中からカウンター狙いで右ジャブや左ストレートを放ち、1ラウンドは並木が3―2でわずかにリード。2ラウンド以降も並木が攻め続けたが、最終3ラウンドに並木はクリンチから相手の後頭部を打ったとして減点。終了ゴングと同時に両者が腕を突き上げて勝利をアピールも、判定では常園の手が上げられた。採点は28―27で常園を支持したのが3人、残り2人は28―27、29―26で並木だった。

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