【WBA世界ライトフライ級タイトルマッチ 京口紘人―タノンサック・シムシー ( 2020年11月3日 大阪市・インテックス大阪 )】
3度目の防衛を目指す王者の京口紘人が日本外国特派員協会で会見した。コロナ禍で国内初の男子世界戦、海外から選手を招へいしての有観客興行は世界でも初めてとあって海外メディアからも注目されている。関係者によると同協会でプロボクサーが会見するのは日本人初という。
ワタナベジムの渡辺均会長は「ボクシングの灯を消さないために有観客での開催を決意した。東京五輪へ機運上昇につながれば」とあいさつ。京口も「五輪が無事開催されてほしい。良い影響を与えられたら」と話した。2週間の隔離期間を経て決戦に臨むタノンサックに対しては「敬意を持って全力で戦いたい」と誓った。