亀田3兄弟いとこ・京之介 地元大阪への移籍初戦で近大元監督・浅井大貴と激突
2020年10月27日 18:10
格闘技
同ジムには小1~2年ごろに約1年間通い、ボクシングを始めた場所だった。東京では一人暮らしだったが、現在は実家に住む。「やっぱり甘えてしまいますね。ご飯とか。東京では掃除、洗濯も自分でやっていたけど」。競技に専念できる環境が整い、一層の精進を誓う。
浅井について印象を問われ「アマでは有名だったかもしれないけど。3ラウンドで終わらせます。31歳?トシでしょ。ボクのスピードについてこれないでしょ。自然にKOになると思います」と3回KOを予告した。
ハラダジムの原田剛志マネジャー(52)は「ディフェンスに光るものがあるし、ポテンシャルを感じる。来年はランキングに入って、どんどん上を目指してほしい」と期待をかけている。
一方、プロデビュー戦に臨む浅井は「やっと成果を出せる時が来る。去年から、この試合を目標に練習を積んできたので。アマ時代より強くなった自分を見せられるのが楽しみ」と気合十分だ。
プロテストのスパーリングは、相手が今年7月に東洋太平洋フェザー級王座に挑んだ日本同級16位の殿本恭平(勝輝)で苦戦していた。「プロテストが情けなかった。クッソ~と思って。“こんなもんじゃない!”というところを見せますよ」と鼻息が荒い。さらに京之介の3回KO宣言をネットで既に確認していたもよう。「“3ラウンドで終わらせる”というのは(京之介が)ギブアップするという意味なんですかね。よう分かってるじゃないですか」とリング外の“舌戦”も受けて立つ構えだ。