【WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ 王者・井岡一翔《12回戦》同級1位・田中恒成 ( 2020年12月31日 大田区総合体育館 )】
プロボクシングで日本男子2人目の世界4階級制覇を狙う挑戦者・田中恒成(25=畑中)が18日、関東でのスパーリング合宿を無事に終えたことを所属ジムを通じて報告した。今月9日から計26ラウンドを消化した。
「無事にケガなく終えたのと、いろいろな選手と練習できてよかったです。レベルの高い選手4人とやって、いろいろなジムを回りながら緊張感もあって良い合宿でした。この後は名古屋で、またいろいろな選手とスパーリングをやりながら、対策を練りながら、仕上げていく感じです」
今月10日のオンライン会見では、既に4階級を制覇している王者・井岡に対し「日本のボクシング界を引っ張ってきたチャンピオンに挑戦する。ここで世代交代というか、文句のつけようがないKOで決着をつけたい」とKO宣言した。その言葉を実現させるため、気合満点で鍛錬しているようだ。