グリーンツダ本石会長「成功事例を」、観客増やしての興行に自信

2020年11月18日 18:38

格闘技

グリーンツダ本石会長「成功事例を」、観客増やしての興行に自信
次回興行をリモート会見で発表したグリーンツダジム・本石昌也会長(中央) Photo By スポニチ
 プロボクシングのグリーンツダジムは18日、オンラインで会見し、来月27日に枚方市総合体育館で「CRASH BOXING vol.21 in枚方」を開催すると発表した。ウエルター級8回戦をメインに計7試合を予定している。
 枚方市立総合体育館での興行は今年8月に続いて2回目。前回は収容3500人の会場に約900人を入場させたが、今回は1300~1500人の集客を予定しているという。新型コロナウイルス感染者は全国で増加傾向にあるが、グリーンツダジムの本石昌也会長は「その点は慎重に考えている」と強調。感染予防策を徹底させ、安全に興行を開催することに自信を示した。

 前回の興行ではPCR検査と前日計量のために病院を貸し切り、選手・関係者の移動のためにバスを用意、宿舎のホテルでも食事会場を貸し切るなど外部との接触を試合まで遮断。一方、試合会場には警備員30人を配置し、入退場時の密を回避。入場者全員にフェースシールドを配布し、さらに医療スタッフも10人配置するなど発熱など体調不良者が出た場合にも備えた。入場者が増える今回は警備員を増員するという。また、グリーンツダ所属の選手には試合前日だけでなく、1週間~10日前、試合1カ月前にもPCR検査を実施していることも明かした。

 本石会長は「成功事例をつくる使命感から観客数を増やす決断をした」と説明。「ボクシングを、イベントを止めないためにも成功事例が必要」と訴えた。

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