森武蔵、11回TKO勝ちでV3達成「世界の舞台で戦いたい」
2020年11月28日 15:11
格闘技
「溜田選手はタフだったし、タイトル戦に覚悟を決めてきていた。自分としては組み立てをしっかりしたかったけど、ちょっとムキになって序盤は向こうのペースになってしまった。そこが反省点ですね」
昨年1月から、数多くの世界王者を育てたキューバ人トレーナーイスマエル・サラス氏の指導を受けている。目標とする世界4階級制覇王者で現WBO世界スーパーフライ級王者の井岡一翔(31=Ambition)とラスベガス合宿の時期が重なったことがあり、「12ラウンドを戦うコツを教えてもらったこともある」という。大みそかに田中恒成(25=畑中)との大一番を控える井岡から前日に激励メッセージが届き、森は「チーム・サラスで勝ちをつなげられて良かった」と笑顔を見せた。
コロナ禍で今後は不透明だが、すでにWBO世界4位にランクされている。森は「来年には、早いうちに世界の舞台で戦いたい。ボクシングにタイミングや巡り合わせもあるので、僕は決まった試合をクリアしていくだけ」と世界初挑戦を視野に入れ、戦っていることを誓った。