中谷潤人「いつ試合が決まっても良いように準備」 比嘉大吾とスパーも実施
2021年04月14日 20:15
格闘技
アコスタについて中谷は「チャンピオンになる前から意識していた」と言い、「パンチがあるし、左フックは特徴的で倒せるパンチなので要注意」と印象を語る。5月下旬ごろの対戦を想定し、スパーリングなど実戦練習も開始した。
13日には元WBC世界フライ級王者で現WBOアジアパシフィック・バンタム級王者の比嘉大吾(25=Ambition)と8ラウンドのスパーを実施。「すごく良い経験になった。しばらくスパーをしていない時期もあったけど、集中できて良い感覚をつかめた」と手応えを口にした。当面は重い階級の選手とパワー重視、試合が近づいたら軽量級の選手とスピード重視でスパーを行う計画だ。
難しいとされる初防衛戦。中谷はユース王者も日本王者も防衛することなく返上したため、初めての体験となる。それも通過点と位置付けており、気負いはない。昨年のこの時期はコロナ禍で世界戦が延期されていた。「そう思うと、今は次の目標に進めているので…。メンタル的に強くなったかな」と笑顔を見せた。