女子代表の並木&入江 国際大会優勝に手応え「試合勘を取り戻せた」
2021年05月18日 16:31
格闘技
女子は5人全員がメダル獲得。伊田武志女子強化委員長は「この1年間やってきたことを十二分に発揮できた良い大会だった。全員で勝ち取った素晴らしい成果。この5人の選手を心より誇りに思っている」と総括した。
女子51キロ級金メダルの並木月海(22=自衛隊)は「海外で1年ぶりの試合だったので試合勘を取り戻すことが一番の狙いだった。そこはしっかりできたし、1年間やってきてことで、できたこと、できなかったことがはっきりした」と収穫を口にした。東京五輪に向けては「海外選手ならではの距離感やパンチを打つタイミングがあるので、もっと研究してオリンピックに臨みたい」と話した。
同57キロ級で優勝した入江聖奈(21=日体大)は「試合勘を取り戻せたと思うし、最後まで勝ち切れたことはオリンピックに向けて自信になった。良い試合だったと思います」と手応え。「オリンピックで金メダルを取るために自分のやりたいボクシングを煮詰めていきたい」と本番での金メダルを見据えた。
女子代表は2週間の隔離後、6月に北海道紋別市で最終実戦練習を行い、7月1日からナショナル・トレーニング・センターで調整。同19日に選手村への入村を予定しているという。