入江聖奈、号泣 日本女子初の金メダル獲得! 歴史の扉は“全開”に

2021年08月03日 13:31

格闘技

入江聖奈、号泣 日本女子初の金メダル獲得! 歴史の扉は“全開”に
金メダルを獲得し、涙する入江聖奈(ロイター)
 【東京五輪第12日 ボクシング女子フェザー級決勝 ( 2021年8月3日    両国国技館 )】 ボクシング女子フェザー級決勝で、20歳の入江聖奈(日体大)が2019年世界選手権覇者のネスティー・ペテシオ(フィリピン)を下し、金メダルを獲得した。
 最後まであきらめずに攻め続け、5-0で判定勝ち。金メダル確定の瞬間、入江はジャンプして喜びを爆発させ、号泣した。

 日本勢の金は1964年東京大会の桜井孝雄、2012年ロンドン大会の村田諒太に続いて13年ぶり3人目。女子では初の快挙となった。

 鳥取県米子市出身。母が漫画家の小山ゆうさんの作品が好きで、家にあった漫画「がんばれ元気」を読んで小2でボクシングを始めた。中1の時に20年五輪の東京開催が決定し、五輪での金メダル獲得が目標になった。

 ロンドン五輪から採用された競技で、日本人女子で初めて五輪のリングに立ち、歴史的な初勝利、そして史上初のメダル確定と、歴史の扉を少しずつ開いてきた。メダル確定で「5ミリ」、準決勝での勝利で銀以上を決めても「5センチ」と控えめな表現だったが、悲願の金メダル獲得で歴史の扉は“全開”だ。20歳のファイターは鳥取県出身としても初となる金メダル獲得という快挙をなし遂げた。

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