入江聖奈も声援!アマ全日本女子選手権2階級制覇の晝田瑞希、完勝プロデビュー

2021年10月15日 19:46

格闘技

入江聖奈も声援!アマ全日本女子選手権2階級制覇の晝田瑞希、完勝プロデビュー
プロデビュー戦を3―0の判定で完勝した晝田瑞希 Photo By スポニチ
 オール女子のプロボクシング興行「Victoriva.7」(15日、東京・後楽園ホールで行われ、アマチュア全日本女子選手権2階級制覇の晝田(ひるた)瑞希(25=三迫)がスーパーフライ級6回戦で日本フライ級2位の山家七恵(30=中野サイトウ)に3―0で勝ち、プロデビュー戦を白星で飾った。
 立ち上がりにいきなり山家の左を被弾したが、右のリードジャブを中心に組み立て右フックでダウンを奪う。その後も主導権を渡すことなく、ジャッジ3者の採点は60―53と、フルマークの完勝だった。

 晝田は18年にフライ級、19年にはフェザー級で全日本選手権で優勝。だが、東京五輪に向けての国内最終決戦「ボックスオフ」で入江聖奈(日体大)に2―3で惜敗し、代表の座を逃した。その入江は入江が東京五輪で日本女子初の金メダルを獲得する活躍。晝田は「絶対に世界チャンピオンになる」と決意してプロに道に進んだ。

 その入江も会場で見守る中でプロ1勝。晝田は「とても緊張してしまって、いつもやってきたことを出せなかったけど無事勝てて良かった」と安堵(あんど)の表情。「アマチュアボクシングでは入江選手が革命を起こしたと思う。プロでは『私が革命を起こした』と言われるぐらい頑張りたい」と宣言した。

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