幼なじみの五輪銅メダル並木と“神童”那須川天心が公開練習 「さすが天才」「学び多かった」
2021年11月02日 18:18
格闘技
練習後の取材対応では幼なじみらしい、気の合った受け答えも多く見られた。那須川の現在の実力を体感した並木が「さすが天才やな」と褒めると、那須川が「いやいや、やめてくださいよ」と照れ、並木が独特な那須川のファイトスタイルを「変な感じ」と表現すると、那須川は「なんや、それ」と反応。並木の長所について那須川が「回転力がある。プレッシャーのかけ方だったり攻めの姿勢が凄い。イノシシみたい」と答えた場面では、並木が「もうちょっとかわいい動物がよかった」と抗議し、那須川が「ウリボウで」と変更して笑いを誘った。五輪後は一緒に食事へ行く機会がなかったそうで、那須川が「今日、行こうかなと思います。(並木が)肉が食べたいと言うので仕方なく」と明かすと、並木は「いいところ(店)をお願いします」と“おねだり”した。
並木は24年パリ五輪挑戦について「まだハッキリと決めていない。でも、世界一を手にしたいとは思っている。(来年の)アジア大会や(23年の)世界選手権をしっかり取っていって、パリを目指すか決めていこうと思う」と明かした。キックボクシング挑戦の可能性について質問が出ると、並木が答える前に那須川が「足が短いからね」を4度繰り返したため報道陣は大爆笑。「(自分も)そんなに長くないよね?」と並木が突っ込むと、那須川が「俺も長くないから」とフォローし、「今、(キックを)蹴れる?」の問いに並木が「蹴れない。無理」と答える息ぴったりのやりとりで取材を締めくくった。