岩田翔吉「チャンピオンになる」 コロナ陽性乗り越え、仕切り直しの初タイトル戦に闘志
2021年11月05日 17:45
格闘技
トレーニング再開後は長い距離の走り込みでスタミナ強化を図るとともに、芝の試合映像を再び見直し、元世界2階級制覇王者の粟生隆寛トレーナーとともに攻撃のバリエーションを増やした。スパーリングは延期後だけで80ラウンド超。プロ7戦目でタイトル初挑戦の岩田は「日本タイトルに向けての準備を2回できたことはキャリアの中でプラスになった」という。
減量も前回以上に順調で計量前日も当日も食事してリミットでクリア。「9月の時よりもコンディションは良い。リカバリーも良い感じでいくと思う」と自信を示した。
東京・日出高校時代には元世界3階級制覇王者・田中恒成(畑中)や元WBC世界バンタム級暫定王者・井上拓真(大橋)に勝利しているホープ。仕切り直しの一戦へ「普段通りの自分のボクシングをして、良い内容で勝つことを意識してトレーニングしてきた。見てくれる人が熱くなるような試合をして、倒して勝ってチャンピオンになります」と意気込みを語った。