プロボクシングWBA・IBF世界バンタム級タイトルマッチ12回戦(12月14日、両国国技館)で統一王者・井上尚弥(28=大橋)に挑戦するWBA8位、IBF5位のアラン・ディパエン(30=タイ)が28日、タイを出国した。大橋ジムの大橋秀行会長が明かした。同日中に来日する予定。
井上にとっては19年11月以来、2年1年ぶりとなる国内での試合で、WBA6度目、IBF4度目の防衛戦。当初はWBC王者のノニト・ドネア(フィリピン)、WBO王者ジョンリール・カシメロ(フィリピン)との統一戦を希望していたが、両者に指名試合の指令が出されたため、年内実現を断念。オファーしたWBA上位ランカーが難色を示す中、唯一、挑戦者として名乗りを上げたのがディパエンだったという。
試合は映像配信サービス「ひかりTV」「ABEMA」でペイ・パー・ビュー(PPV)方式で生配信される。